カイガラムシは手ごわい相手
静岡市駿河区にあるマンションの植栽にカイガラムシが大量発生してしまったということで、駆除の依頼を受けました。
こんな感じです😱白い粒がカイガラムシです。名前の通り貝殻のように見えるこの白いものは、カイガラムシが出した蝋のような物質です。本体はこの中にいて、木から樹液を吸って生きているそうです。
そのため、大量のカイガラムシが付いてしまうと木が弱ってしまいます。この木も他と比べて葉が少なかったり、葉の色が薄いような感じでした。
カイガラムシ本体はカイガラに守られており、そのまま薬剤を撒いても効果が薄いそうです。そのため、まずはブラシやヘラなどで落としてしまいます。カイガラムシは動く速度が遅く、一度落ちたらまた木に登ってくることはまずないそうです。
落ちなくても、カイガラに傷が付けば薬剤が浸透しやすくなります。
落ちたカイガラムシです。赤っぽい部分が本体です(写真だとよくわかりませんが)
裏返しに落ちると自分でひっくり返るのは無理のようです。なんとなく映画館でよく食べるものに似てますね😓
最後に駆除用の薬を撒いて本日は終了です。残った卵から幼虫が孵ってしまうことがあるため、時期をずらして再度薬を撒く必要があります。
カイガラムシ、なかなか駆除が難しい相手です。
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